Shake-Handsシネマ&トーク – 市民上映会

 
Shake-Hands.orgは、映画というメディアの持つ可能性にとても関心を持っています。
これまでも不定期に自主上映を行ってきましたが、もっともっと、多くの人に観て欲しい/見せたい映画を積極的に誘致したい、という思いはいつもありました。

そんな思いで次なる上映素材を探していて出会ったのが、ユナイテッドピープルです。
2017年は、ユナイテッドピープルの配給作品を中心に、環境、経済、多様性、教育、紛争、貧困…などなど、社会性の高いテーマを題材とした映画作品を、小さな上映会の形で数多く提供していきます。

また、過去の自主上映会では、「1人でも多くの人と映画作品を共有する」「なかなか開催時間に都合を調整できない人でも、どこかの時間帯で見に来れる」を目標に、限られた時間の中でとにかく回数多く、というスタイルで開催しましたが、次のステップでは、もう少しゆっくりと、「映画を観て感じたことを、ちょっと隣の人と話してみる」というシェアの時間を持つことも、試してみたいと考えています。

名づけて、「Shake-Handsシネマ&トーク」。
“自主上映会”も、”市民上映会”へと呼び変えていきます。

私たちも、初めての試み。つまずくこと、戸惑うことが、多々あると思いますが、そこに参加した人が価値ある時間を共有できることにフォーカスしつつ、自分たちも育っていきたいと考えています。
ぜひみなさんも、ご参加ください♪

■上映を予定/検討中の作品■
※題名にリンクのあるものは、上映会決定の作品です。クリックするとイベント詳細/参加申込みページが開きます。
※掲載作品は、随時追加していきます。

    (C) Mischief Films

※ポスター画像をクリックすると、予告編をご覧になれます。(YouTubeへの外部リンクです)

0円キッチン

使った廃油 684.5リットル。
走行距離 5079km。
救出した食材690kg。
「食糧危機」を吹き飛ばすエンターテイメント・ロードムービー。

『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、廃棄食材クッキングの旅に出るエンターテイメント・ロードムービーだ。消費社会に生きる私たちは、まだ食べられるのに大量の食料を毎日捨ててしまっている。世界食糧計画によると、世界で生産される3分の1の食料は廃棄されており、その重さはヨーロッパ全体で8900万トン、世界全体では毎年13億トンにもなる。各地で食に関するユニークな取り組みを行う人々と出会いながら廃棄食材料理を振舞い意識変革にチャレンジするダーヴィドの『0円キッチン』の旅から食の現在と未来が見えてくる。

ダーヴィドは「どうやったら捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変えることができるのだろう?」と問いかけ、廃棄される予定だった食材を救出し、廃棄食材料理を作って出会った人々に届けていく。旅に使うのは植物油で走れるように改造した自らの車で、ゴミ箱で作ったキッチンを取り付けオーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、そしてフランスへと旅していく。使った廃油は684.5リットル、走行距離は5079km、救出した食材は690kg。彼は食材を救い出しつつ、それぞれの国で食の問題に取り組む活動家たちと出会いアイデアを学んでいく。

監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ プロデューサー:ラルフ・ヴィザー
脚本:ダーヴィド・グロス  音楽:ジム・ハワード
編集:マレク・クラロフスキー
配給:ユナイテッドピープル
原題: wastecooking
81分/オーストリア/ドイツ語、英語など/2015年

オフィシャルサイト:http://unitedpeople.jp/wastecooking/
Facebookページ:https://www.facebook.com/zeroenkitchen/
Twitterページ:https://twitter.com/zero_kitchen

   (C)映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル』

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パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~

人々に力を! 人々に電力を!
自然エネルギーにエネルギー転換を実現し、小規模分散型社会を実現しているデンマークなどの事例を紹介する自然エネルギー業界ではバイブル的なドキュメンタリーとして紹介され続けている作品!

15年前にデンマークの小さな島で出会った一人の男が掲げた「未来への夢」が、今やかたちとなり、世界中の人々に光と力を与えている。
3.11後の日本に生きる私たちには、すでに技術も政策も資金も方法もある。今こそ、石油や核の独占と争いから、太陽による平和と自立へと、自分自身の手で未来を取り戻した彼の挑戦の後に続くべき時だ。
未来は予測するものではなく、選び取るものなのだから。
             - 飯田哲也 (ISEP環境エネルギー政策研究所所長)


人口4200人のサムソ島は、本土の電力会社を通さずに電力を確保するため、海上風力発電と太陽光による自家発電を取り入れているほか、農業中心の土地柄を利用してバイオマスやバイオ燃料を製造しています。その結果、余剰電力を売って利益を得ることができるようになっています。

オランダのテセル島でもサムソ島のような取り組みが始まっています。エネルギー協同組合を設立し、再生可能エネルギーの生産に島民を参加させ電力の自給自足を目指しているのです。さらにオランダでは、顔の見える住民同士が大企業に頼らず、自分たちで運営するグループ保険『ブラッド基金』が広がりを見せています。この基金は、地域住民がお金を出し合い、困ったときに資金を融通する住民同士の信頼に基づいた保険です。

本作のナビゲーターは、第三次産業革命の提唱者のジェレミー・リフキン。彼は欧州委員会、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを努めているエネルギー革命のキーパーソンで、分散型の再生可能エネルギーとネットの融合で、資本主義と共産主義の良い点を取り入れた、持続可能な新たな経済システム、分散型資本主義へと移行ができると訴えています。

「大きな社会」から、顔の見える「小さな社会」へ、グローバルからローカルへ。大手電力会社に頼らず自らエネルギーを創出する住民グループたち、大手保険会社ではなく、顔の見える者同士がお金を出しあって作った基金など、新しい経済システムへ移行が始まっています。

地域でお金もエネルギーも循環し、人々が活き活きと自らのエネルギーを活かして働く様子が描かれています。まさに、パワー・トゥ・ザ・ピープル。
人々に電力を! 人々に力を! 市民が主導権を握る、新たな時代へようこそ!

監督:サビーヌ・ルッベ・バッカー
キャスト:マーヤン・ミネスマ ソーレン・ハーマンセン ジェレミー・リフキン
配給:ユナイテッドピープル
原題: Power to the People
49分/オランダ/英語など/2012年

オフィシャルサイト:http://unitedpeople.jp/p2p/
Facebookページ:https://www.facebook.com/p2pfilm/

    (c) 2014 Day in Court, LLC

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ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~

同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。
この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、
かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、
テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。
愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。

監督・プロデューサー:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
編集:ケイト・アメンド A.C.E.  音楽:ブレイク・ニーリー
副編集:ヘレン・キーンス  宣伝:村井卓実
配給:ユナイテッドピープル
原題: The Case Against 8
112分/アメリカ/英語/2013年

オフィシャルサイト:http://unitedpeople.jp/against8/
Facebookページ:https://www.facebook.com/gendermarriage/
Twitterページ:https://twitter.com/GenderMarriage8

    (c)Vik Muniz Studio

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ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡

第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品!
そして世界30以上の賞を受賞!世界中が感動した現実を動かした真実のストーリー!

3年かけて撮影された本作は、有名な現代芸術家であるヴィック・ムニーズが活動拠点ニューヨークのブロンクスから故郷ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」へと旅し、アートで社会変革を試みるドキュメンタリー映画だ。
そこで彼は、“カタドール”と呼ばれるリサイクル可能な素材を拾い集める人々のポートレイトを写真におさめていく。そしてごみ山で集めたガラクタで、カタドールたちの巨大ポートレイトのモザイク画を制作していく…。

一瞬でも彼らを別の世界に連れ出すことが出来れば、彼らの人生を変えることができるのではないか?ムニーズは、制作した作品を世界的に有名なオークションで販売し、そのお金をカタドールに全額寄付して次々と人生を変えていくが…。アートが現実社会を変える、人を変えていく壮大な試みが、今、明らかになる。

監督:ルーシー・ウォーカー  共同監督:ジョアン・ジャルディン、カレン・ハーレイ 製作総指揮:ペドロ・コス
プロデューサー:アンガス・エインズレイ、ハンク・レヴィン  共同プロデューサー:ピーター・マーティン
編集:ドゥドゥ・ミランダ  音楽:モービー  撮影:ペドロ・コス
配給:ユナイテッドピープル
原題: WASTELAND
98分/イギリス・ブラジル/英語/2011年

Facebookページ:https://www.facebook.com/pages/Waste-Land/148125011908323

    (C)Wadi Rum Films

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happy – しあわせを探すあなたへ

アカデミー賞ノミネート監督ロコ・ベリッチ (『ジンギス・ブルース』)が、新たな映画のアドベンチャーをお届けします。 『happy – しあわせを探すあなたへ』は日本人プロデューサー清水ハン栄治と共に5大陸16か国を巡る4年間のロケを敢行し、心理学や脳医学の世界的権威と幸福度を高める鍵を読み解くドキュメンタリー映画です。製作総指揮は『ナッティ・プロフェッサー』『ブルース・オールマイティ』監督のトム・シャドヤックです。

アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気となりました。過去50年でアメリカ経済は大きく飛躍し、平均的なアメリカ人の収入は倍増しましたが、幸福度はある時点で頭打ちとなっています。お金持ちになっても、幸せはさほど増えないことが分かってきたのです。では何が私たちに幸福感を与えるのでしょうか?

最新のデータによると 日本は、先進国で最も不幸せな国とされています。経済的成長と物質的繁栄に重きを置いた結果、「過労死」が社会問題化する
ほどストレスの多い社会となってしまいました。一方で同じアジアのブータンでは全く異なるアプローチを選択しました。GDP(国内総生産)ではなく、GNH(国民総幸福量)を最大化しようとしているのです。

どうしたら私たちは幸せになれるのでしょうか?『happy – しあわせを探すあなたへ』 は、幸福度の研究における世界的リーダーであるエド・ディーナー博士やリチャード・デビッドソン博士など、心理学や脳医学の世界的権威たちと共に、私たちがどのようにより充実感を得て、なおかつ健康で幸せな生活を手に入れることができるかを探求します。あなたをルイジアナ州の湿地帯からナミビアのカラハリ砂漠まで、またはブラジルのサーフィン村からブータンの山麓、東京新橋のサラリーマン街に至るまでお連れします。コルカタの貧しい人力車ドライバーの知恵、マザー・テレサの家で重病者の介護のするボランティアの思いやり、そして世界有数の幸福度の研究者の知識に耳を傾けてみましょう。『happy – しあわせを探すあなたへ』は、現実の人間ドラマと最先端の科学を掛け合わせることで、幸福度という謎を明らかにしていきます。

監督:ロコ・ベリッチ  製作総指揮:エイドリアン・ベリッチ,清水 ハン 栄治
プロデューサー:清水 ハン 栄治,フランシス・リード
編集:ヴィヴィアン・ヒルグローブ  撮影:エイドリアン・ベリッチ,清水 ハン 栄治
制作:ワーディ・ラム・プロダクションズ
配給:ユナイテッドピープル
原題: happy
76分/アメリカ/英語/2012年

オフィシャルサイト:http://www.happyrevolution.net/
Facebookページ:https://www.facebook.com/happyrevo/
Twitterページ:https://twitter.com/happyrevo

    (c)@ISEC

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幸せの経済学

あなたは、「豊かさ」をどんなものさしではかりますか?
お金を持っていることでしょうか。便利で、快適な暮らしを送ることでしょうか。

今まで世界では国の豊かさを測る指標として「GNP(国民総生産)」や「GDP(国内総生産)」などが使用され、どれだけ経済成長したかということが「豊かな国」と定義だと信じられてきました。この考え方はグローバリゼーションの波に乗って世界中に広がり、世界の様々な地域に「開発」という名の「消費社会」が流れ込みました。結果、便利で快適に生活できるなどの正の側面がある反面、負の側面ではコミュニティの伝統的な暮らしが崩壊し、かつてはそこにはなかったはずの「新たな貧困」が生まれるようになったことも事実です。本当の豊かさとはなにか? それを、今こそ考える時ではないでしょうか。

-ラダックに迫る近代化の波-
急速なスピードで世界的に広がった近代化の波は、30年前まで外国人立入禁止地域だったヒマラヤの辺境ラダックにも押し寄せていました。西欧の消費文化はあっという間に彼らの伝統的な生活スタイルを一変させ、自然との関わりを切り離し、人との繋がりを希薄化させることにより、彼らのアイデンティティーや伝統文化の誇りまでも奪っていきました。その証拠に、昔はいきいきと目を輝かせて暮らしていたラダックの人びとが、10年後には「(欧米文化に比べ)私たちは何も持っていない、貧しいんだ。支援が必要だ」と訴えるようになったのです。
この映画では、消費文化に翻弄されるラダックの人びとの姿をもとに、世界中の環境活動家たちがグローバリゼーションの負の側面を指摘し、本当の豊かさとは何か、を説いていきます。

-答えはローカリゼーションにある-
監督のヘレナ・ノーバーグ・ホッジは、その解決の糸口として「グローバリゼーション」と対極にある「ローカリゼーション」を提案していきます。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていく、と語ります。実際に世界では、「本当の豊かさ」を求め、持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティの構築が世界的に広がりつつあります。この映画の中では、日本の小川町での取り組みやキューバで起こったオイル・ピークについてのサステナブルソリューションについても取り上げています。

行き過ぎたグローバル経済から脱却し、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。そのヒントは日本の伝統文化の中にもあるのではないでしょうか。彼女はその気づきを我々に与えてくれるでしょう。

監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ 
プロデューサー:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(ISECの代表者)
制作:The International Society for Ecology and Culture (ISEC)
配給:ユナイテッドピープル
原題: The Economics of Happiness
68分/アメリカ、ニカラグア、フランス、ドイツ、イギリス、オーストラリア、インド、タイ、日本、中国/英語/2010年

オフィシャルサイト:http://shiawaseno.net
Facebookページ:https://www.facebook.com/shiawaseno
Twitterページ:https://twitter.com/shiakei

    (c)pyramidefilms

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バベルの学校

違ってたっていい。
違ってるからいい。

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。フランス・パリのとある中学校には、11歳から15歳の世界中からやってきた20国籍24人の子供たちが集まっている。家庭の事情でやってきた子、辛い母国の生活から逃れ自由になるためにやってきた子、または単によりよい生活を求めて来た子など、移住してきた理由も様々。フランスに来たばかりの彼らが入ったのは、フランス語の集中トレーニングを受けるための「適応クラス」。

国籍も宗教も家庭のバックグラウンドも異なる10代の彼らは、その違いに真正面から向き合い、時には大声で口論し、涙を流すことも。そんな彼らを驚くほどの辛抱強さで見守り、一人一人の夢を引き出し、導いていったのがブリジット・セルヴォーニ先生だった。フランス全土で公開され、反響を呼んだ感動作。

監督:ジュリー・ベルトゥチェリ  編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー  サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー  ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions  共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
89分/フランス/フランス語(日本語字幕)/2013年

オフィシャルサイト:http://www.unitedpeople.jp/babel
Facebookページ:https://www.facebook.com/babelnogakkou
Twitterページ:https://twitter.com/SchoolBabel

    (c)2011 Cinemaginaire/Big Picture Media

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サバイビング・プログレス ー進歩の罠ー

映画界の巨匠マーティン・スコセッシ製作総指揮!
21世紀を生き抜くための選択とは?めまぐるしいスピードで変化する世界で人類がサバイバルできるかは私たち次第。壮大なスケールで人類の生存について問うドキュメンタリー映画。

5万年もの間、人類の頭脳はアップグレードされていない。それにもかかわらず同じ頭脳をオペレーションシステムとして、21世紀に私たち人類が直面する難解な問題解決を図ろうとしている。人口増、大量消費社会や地球環境破壊など、問題は深刻さを増すばかりだ。問題解決のために生物化学や宇宙開発という進歩への挑戦が試みられるなか、ベストセラー作家で『暴走する文明「進歩の罠」に落ちた人類のゆくえ』の著者ロナルド・ライトは、目先の利益のために将来を犠牲にする「進歩の罠」によってこれまでの文明が繰り返し破壊されてきたことを指摘し、現在、人類が文明の崩壊の瀬戸際にあると警告する。ライトがナビゲーターとなり、コリン・ビーヴァン(『地球にやさしい生活』)、ジェーン・グドール(霊長類学者)、スティーヴン・ホーキング(理論物理学者)、デヴィッド・スズキ(遺伝学者/活動家)、サイモン・ジョンソン(前IMF チーフエコノミスト)たちと人類の未来を考察する。製作総指揮にアカデミー賞受賞監督のマーティン・スコセッシ、『ザ・コーポレーション』監督のマーク・アクバーを迎えて、壮大なスケールと圧倒的な映像表現で人類の進歩史を描き、21世紀を生きる私たちに警鐘を鳴らす渾身のドキュメンタリー。

監督:マチュー・ロワ 共同監督:ハロルド・クロックス  製作総指揮:マリオ・ジャネール
プロデューサー:ダニエル・ルイ、デニース・ロバート、ゲリー・フライブ
原作:ハロルド・クロックス、マチュー・ロワ
音楽:パトリック・ワトソン、マイケル・ラムジー
撮影:マリオ・ジャネール 編集:ルイ-マーティン・パラディス
配給:ユナイテッドピープル
原題: SURVIVING PROGRESS
86分/カナダ/英語(日本語字幕)/2011年

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ハーフ

人々が頻繁に世界中を移動する時代となり、日本でもますます人々の移動が盛んになって­います。そして、その日本には、両親のどちらかが外国人という人々が多く存在するよう­になりました。中には外見的に目立つ人もいれば、全く目立たない人もいます。ドキュメ­ンタリー作品『ハーフ』は、このようなハーフたちの複雑な心境や、現代の日本での多文­化的な経験を通して、発見の旅へと導きます。本作品は、5人の「ハーフ」たちがかつて­単一民族と言われてきた国において、多文化・多人種であるとは、どういうことなのかを­探求する日々を追います。ハーフたちの中には日本しか知らない人たちもいれば、日本で­の生活は全くの未知の世界という人たちもおり、その二つの異なる世界の狭間で生きてい­る人たちもいます。
厚生労働省の統計によると、日本の新生児の49人に1人が、日本人と外国人の間に生まれています。この新たに浮上したマイノリティについては、文献も十分ではなく、メディアでも深く取りあげられていません。HD長編ドキュメンタリー映画『ハーフ』は、重要な会話の糸口となることを目的としています。

本作品では、日本の多人種・多文化社会での人種、多様性、多文化、国籍やアイデンティティを取りあげます。この探求を通して、次のような質問を投げ掛けようとします;ハーフであるとは、どういうことなのか? 日本人であるという意味は? 一体、それは日本にとって、どういう意味を持つのか?
主人公であるハーフたち自身のナレーションと率直なインタビューに、シネマベリテーの映像を重ねて、ハーフたちの生い立ちや家族の関係、教育、時には彼らの外見が影響する彼らの体験を探ることができます。5人の人生をとうして、ハーフたちが体験する個人的且つ奥深い側面も垣間見ることができます。

監督:西倉めぐみ、高木ララ  製作総指揮:西倉めぐみ、高木ララ  プロデューサー:西倉めぐみ、高木ララ、スピッツミラー・ジラン
音楽:ホワイト・雄一郎・ウィントン  撮影:西倉めぐみ、高木ララ  編集:三宅愛架
配給:ユナイテッドピープル
87分/日本/日本語部分は英語字幕、英語部分は日本語字幕、スペイン語部分は日英字幕/2013年
※2017.3.9上映に合わせて、日本語音声部分の日本語字幕を作成しました。Shake-Handsシネマ&トークでの「ハーフ」上映の際は、日本語字幕も合わせて上映します。

オフィシャルサイト:http://hafufilm.com

    (c)TRUECOSTMOVIE

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ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~

これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段身に着けている服についてのシンプルな物語でもある。

この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画だ。

この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

※2017年2月発行の東京書籍版・高校家庭科資料集の「エシカル・ファッション」の項目に、参考として映画「ザ・トゥルー・コスト」が紹介されています。

【参考記事】
「血塗られた服」は着て欲しくない 映画『ザ・トゥルー・コスト』が伝える現実とは?
http://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/fast-fashion-bangladesh_b_8249264.html
欧米で話題、ファッション産業の闇に迫ったドキュメンタリー映画
「THE TRUE COST」が日本で初上映
http://www.fashionsnap.com/news/2015-06-12/thetruecost/
「真の代償」The True Costはファストファッションの真実を暴く映画 〜これでもあなたは安い服を買い続けますか?
http://minimalist-fudeko.com/the-true-cost/

監督:アンドリュー・モーガン プロデューサー:マイケル・ロス 
製作総指揮:リヴィア・ファース、ルーシー・シーゲル
出演:サフィア・ミニー、ヴァンダナ・シヴァ、ステラ・マッカートニー、
ティム・キャッサー、リック・リッジウェイ
配給:ユナイテッドピープル 特別協力:ピープル・ツリー 協力:Dr.Franken
原題: THE TRUE COST
93分/アメリカ/英語/2015年

オフィシャルサイト:http://unitedpeople.jp/truecost/
Facebookページ:https://www.facebook.com/truecostjapan
Twitterページ:https://twitter.com/thetruecostj

    (c)PovertyCure

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ポバディー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~

「貧しい気の毒な人たちのために手を差し伸べよう」「彼らは無力で何もできない」
そんなイメージを謳い、繰り広げられてきた営利目的の途上国開発は、今や数十億ドルに及ぶ巨大産業となっている。その多くの援助活動が失敗に終わり、援助の受け手がもともと持っている能力やパワーも損ないさえする。
私たちの「支援」がもたらす問題は?正しい支援のあり方とは?途上国とどう向き合うべきなのか?ハイチやアフリカを主な舞台に、“支援される側”の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー。

営利目的の途上国開発業者や巨大なNGOなどにより、数十億ドルにも及ぶ「貧困産業」が生まれ、そのなかで先進国は途上国開発の指導者として地位を獲得してきた。慈善活動のビジネス化が歴史上これほどまでに発展を遂げたことはない。しかし、「気の毒な人々を何とかしなければ」「彼らは無力で何もできない」といったイメージを先進国側の人々に植え付けるプロモーションや、一方的な押し付けで受け手側の自活力を損なうような援助のやり方に、反対の声をあげる途上国側のリーダーは増えている。

本作『ポバティー・インク 〜あなたの寄付の不都合な真実』(原題:POVERTY, INC.)は、靴を一足購入するごとに途上国に一足贈るトムスシューズや、途上国発の太陽光パネルベンチャー企業、国際養子縁組やアメリカの農業補助金などについて取り上げながら、私たちに、支援のあり方について問いかける。20ヶ国で200人以上に行なったインタビューは、もはや無視することができない、“寄付の不都合な真実”を浮き彫りにする。

監督:マイケル・マシスン・ミラー
制作:ポバティーキュア, アクションメディア コールドウォーター・メディア
配給:ユナイテッドピープル
原題:POVERTY, INC.
91分/アメリカ/英語(日本語字幕)/2014年

オフィシャルサイト:http://unitedpeople.jp/povertyinc/
Facebookページ:
Twitterページ: