【9/21はピース・デー】映画「ザ・デイ・アフター・ピース」シネマ&トーク

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講師
シェアタイム進行役 
徳田太郎 氏

日時
2017/09/17 (日) 14:00 〜 17:30

場所
つくば市民大学
茨城県つくば市東新井15-2 ろうきんつくばビル5階

後援など

※このページに掲載されている以外の詳細は、決まり次第追記します。

ご存知ですか?【9/21はピース・デー!】

毎年9月21日は、国連が定めた国際平和デー(International day of peace)、通称「ピースデー」です。
いまから30年以上も前に、国連で、つまり世界で決められたこの日のこと、知っていますか?
そしてこの日が、2001年から【毎年9月21日】と日にちが定められたことも。

9/21のピースデーを前に、【Shake-Handsシネマ&トーク】のスペシャル版です。みんなで観て、語りましょう!
シェアタイムの進行役はおなじみ、対話の場づくりに全国各地を飛び回る! ファシリテーター:徳田太郎さんです。

イギリスで俳優をしていたジェレミー・ギリ(Jeremy Gilley)。
子役から長年テレビや映画に出演し、自然に映像分野に関心を持った彼は、世の中に溢れる映像作品の多くが戦闘や暴力のシーンを多く含んだものであることに疑問を感じ、1998年のある日、自分で平和の映画を作ろうと決心します。
世界に「平和の日」を作るんだ、と。

そうして映画づくりの準備を進めるうちに、すでに国連が定めた「平和の日」が存在していることを知ります。

  1981年に、国連によって「平和の日」が作られていたことが分かった。
  なぜそれを聞いたことがないんだ?
  9月の第3火曜日だった。
  でもそれもたまにで、
  戦うことを止める要求もなかった。
  だから聞いたことがなかったんだ。
                ーーー映画「ザ・デイ・アフター・ピース」より

ここから彼の、「平和の日」を世に広めるための行動が始まりますーーー。

ザ・デイ・アフター・ピース ポスター画像

※ポスター画像をクリックすると予告編をご覧になれます。(YouTubeへの外部リンク)


※画像をクリックするとPeace One Dayの公式サイトへ遷移します。(外部リンク)

世界で唯一の核被爆国であり、憲法に戦争放棄を歌う国である日本。

Wikipedia日本語版に掲載されたピースデー(国際平和デー)の記述には、「(毎年のピースデーには、)この日を始めるために、国際連合本部ビルで日本の平和の鐘が鳴らされる。この鐘は当時の加盟国すべての国々の子供から集められたコインが融かしこまれている。日本の国会から送られたもので、“世界絶対平和万歳”と刻まれている。」(Wikipedia「国際平和デー」より抜粋)とあります。
(2017.9.9追記あり)

この日について、当の日本に住む私たちの認識はどの程度でしょうか。「教科書には必ず載っていて、日本人なら誰もが知っている」と言えるほど知られているでしょうか。
インターネットで「教科書 国際平和デー」と検索したところ、三省堂・高校コミュニケーション英語教科書 MY WAY English Communication Ⅲ(H27年版)に、リーディング教材として取り上げられているのみでした。
「日本」にして、「平和」の日。社会科系の教科書に、もっと低学年から、載っていても良いのでは? と思えます。

さて、先述のWikipedia日本語版には、「2001年、日付が第三火曜日から9月21日に変わった。イギリスとコスタリカ(つまりもとの日の提案国)の新しい決議が総会を通り、日付を固定し、全世界的な停戦の日であると発表した。」と書かれています。でもそこには、ジェレミー・ギリ氏の名前も、「国際平和デー」の日付が定められた理由も記載されていません。

この映画は、「国際平和デー(ピースデー)」を【毎年の9月21日】と定めるきっかけを作った1人の青年が、「この日が名ばかりのものに終わらず、本当に機能するまで」と、自らの行動にカメラを回し続けたドキュメンタリーです。

さあ、みんなで「ピースデー」について知りましょう。
「知る」ことから、世界が一歩ひろがります。

※この映画は、外国語音声/日本語字幕付きです。
 

【参考】
Peace One Day 公式サイト(英語)
Peace One Day in One Minute(英語) ※ピースデーの1分紹介動画(YouTube)
毎年ピースデーに横浜で開催される国際平和映像祭(2017年は9/18(月祝)開催)

(2017.9.9追記)
「国連」と「平和」と「日本」の関係をもっと知るために
このページの中ほどに、Wikipedia日本語版から次の一文を引用しました。
「(毎年のピースデーには、)この日を始めるために、国際連合本部ビルで日本の平和の鐘が鳴らされる。この鐘は当時の加盟国すべての国々の子供から集められたコインが融かしこまれている。日本の国会から送られたもので、”世界絶対平和万歳”と刻まれている。」
しかしながら、ピースデーについて調べていくうち、この短い一文の中に複数の誤りがあることを知りました。

  • 日本の国会から送られたもの
      →正しくは、「日本国連協会」からの寄贈です。ただしそれは、国連が個人からの寄付を受け付けないために、本来の贈り主である個人・中川千代治氏に代わって国連協会の名義で贈られた、とのことです。 

  • 当時の加盟国すべての国々の子供から集められたコイン
      →国連本部の「平和の鐘」に融かし込まれたのは、中川氏が平和の鐘の寄贈を提案した第6回国連総会(1951年)に集っていた60ヵ国と、その旅の先々で趣旨を話し賛同した人が出してくれた各国のコインやメダル等、とのことです。その中にはローマ法王ピオ12世から贈られた金貨9枚も含まれています。
      ただ、中川氏は国連に寄贈したあとも引き続き、国連本部と同じ種類のコインを融かし込んで「平和の鐘」のレプリカをつくり合計142カ国の元首に贈呈しました。その過程で世界の子ども達からもコインが寄せられ、それらは平和の小鐘に姿を変えて世界中へ届けられました。 

  • (毎年のピースデーには、)この日を始めるために、国際連合本部ビルで日本の平和の鐘が鳴らされる。
      →現在は、ニューヨークの国連本部でのピースデー式典のはじめに打鐘されているそうです。2002年に初めて9月21日の暦日固定でピースデーを迎えて以降「(ピースデーである)9月21日に鳴らされる」とされていましたが、近年は、9月21日に近い日にちで開催される国連本部のピースデー式典の始まりに打鐘されています。今年2017年の式典は9月15日なので、今年はこの時に鳴らされると思われます。

【参考】
国際連合の公式サイト/The Peace Bell(平和の鐘)(英語)
 2012年のピースデーに関連して「平和の鐘」の項目が設けられています。冒頭に、1951年の国連総会でこの鐘の設置を提案した”Mr. Chiyoji Nakagawa”の名が明記されています。
一般社団法人 国連平和の鐘を守る会
 「平和の鐘」や中川千代治氏について詳しくはこちらを。国連「平和の鐘」の由来を伝え、平和の鐘が鳴り続けるのを見守り、また、「平和の鐘」や鐘楼のメンテナンスに赴くなどの活動をされています。

【ひとこと】

日ごろその名を聞き慣れている「国連」ですが、国連はそもそも国際社会の平和維持を目的に組織された機関。その国連にとって、中川氏の「国や民族、主義、宗教の違いを超えた、世界絶対平和」の理想が込められた「平和の鐘」を国連の平和の象徴として受け入れたのはごく自然なことに思えます。
今も、平和希求の理想を胸に刻むため国連の大切な節目でかき鳴らされている鐘。なんと、それを寄贈したのは1人の日本人であった…ということは、「教科書に載っていて日本のすべての子ども達へ語り継がれるストーリー」であってもちっとも不思議はないと思います。
しかし日本では、平和の鐘のことも国際平和デーのことも”学校では教えてくれないこと”の一つに過ぎない…という現実に、首をかしげざるを得ない気持ちです。

いまや全世界で2億人を超える人々が知り、この日をそれぞれに祝っていると言われるピースデー。
最近にわかに緊張が高まる隣国・北朝鮮でも、多くのピースデー活動が行われています。もちろん、他の多くの国々でも。
なのに、なぜ日本だけは知らないのか---。

みなさんと一緒に考え、さまざまな思いを語り合い、聴きあう1日にしたいと思います。ぜひご参加ください。

【ご協力を!】

・今回は、原則・当日支払でお願いします。ただし、会場の準備の都合上、できるだけ事前予約にご協力ください。
 予約がない場合、満席で入場をお断りせざるを得ない場合があります。

・今回の当日支払は【ワンコインちゃりん方式】とします。受付で入場用バーコードまたは予約IDを提示のうえ、そなえ付けの集金箱に参加費(500円)を投入ください。
※複数名おまとめの場合は、受付でその旨お申し出のうえ、必ずスタッフの確認のもとで参加費を投入ください。
※あらかじめ小銭のご用意をお願いします。紙幣、とくに高額紙幣(1万円札、5千円札)でのお支払いは、お釣りが出せない場合があります。

*システムの仕様上、すべての支払方法が表示されますが、原則「当日支払」を選択ください。
 →他の支払方法を選択されますと、電子チケットが発行できないため、お席の確保ができません。

*振込・クレジットカードでの前払いをご希望の場合は、希望の支払方法を選択のうえ、特記事項欄に「前払い希望」とお書きください。
 →特記がなく「ゆうちょ銀行」「Square請求書」が選択されていた場合は、支払方法の選択間違いと判断し、当日のお支払いの予定で準備を進めます。ただし、電子チケットが即時発行されないため、お席の確保ができない点にご注意ください。

駐車場について

会場のつくば市民大学には、無料の専用駐車場はありません。
周辺には800〜900円の長時間定額の有料駐車場がありますが、徒歩5〜10分程度に、SPACE 24 チケパ つくば駅前第3スペースECOつくば駅前第2パーキングタイムズつくば国際会議場前など、定額300〜400円の有料駐車場もあります。
周辺の地理がわかる方は、こういったお安い駐車場を利用されてもよいかと思います。

その他

※映画はトーク(シェアタイム)のための話題提供という位置付けです。可能な限り良い状態で上映できるよう努めてはいますが、専門的な機器を備えた映画館ではない点はあらかじめご了承ください。
※シェアタイムへの参加は自由です。