Shake-Handsシネマ&トーク@つくば市民大学(3)「サバイビング・プログレス ー進歩の罠ー」

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講師
シェアタイム進行 (ファシリテーター)
徳田太郎 氏

日時
2017/02/23 (木) 18:30 〜 21:30

場所
つくば市民大学
茨城県つくば市東新井15-2 ろうきんつくばビル5階

後援

※このページに掲載されている以外の詳細は、決まり次第追記します。


毎月第2・4木曜の夜は、【つくば市民大学】で映画&トーク!
【Shake-Handsシネマ&トーク】は、みんなで映画を観て、思いをシェアしあう市民上映会です。
毎回、環境、経済、人や社会や生物の多様性、紛争、貧困、フードロス…などなど、さまざまな社会テーマを題材としたドキュメンタリー映画をチョイスしてお届けします。映画を観た後は、シェアタイム。お茶でも飲みながら、感じたこと、思ったことを、隣の人とちょっと話してみませんか?
めざすのは、「知る」ということ。学校では教えてくれなかった、あんなこと。慌ただしく過ぎる日常では気づけなかった、こんなこと。ここに来なければ出会わなかったかもしれない人と、ひととき思いを交わすことの新鮮さ。一人ひとり違った受け止め方、違った思いーーー。
「知る」ことから、世界が一歩ひろがります。
シェアタイムのファシリテーターは、徳田太郎さんです。

※こちらのイベントは終了が夜遅い時間になりますので、高校生以下の料金設定はありません。(参加は可能ですが、一般料金となります)

サバイビング・プログレス ー進歩の罠ー ポスター画像
(c)2011 Cinemaginaire/Big Picture Media
※ポスター画像をクリックすると予告編をご覧になれます。(YouTubeへの外部リンク)

 
【Shake-Handsシネマ&トーク】第3回は、『サバイビング・プログレス ー進歩の罠ー』です。
日本では少子高齢化が社会問題となって久しい一方で、30年以上前に「70億人が限界」と言われていた地球人口は、すでにそれを億単位で超えている現実もあります。
科学の進歩、医療の進歩、技術の進歩。私たちはもちろん、人類のさまざまな進歩があってこそ今の生活を享受しています。が、この先はどうなるのでしょうか。この作品は、それを考えるための多くの材料を私たちに投げかけてきます。

  『進歩の罠』の定義は、”いいことに思えた人間の行為が、短期的なもので終わり、災難を引き起こすこと” ーーー作家/ロナルド・ライト

「暴走する文明ーー『進歩の罠』に落ちた人類のゆくえ」の著者であるライト氏をナビゲーターに、さまざまな分野の専門家が各々の視点から人類の未来を考察します。製作総指揮は、”巨匠”マーティン・スコセッシ氏。思わず引き込まれる映像表現は、一つの映画作品としてもきわめて完成度の高い秀作です。

※この映画は、外国語音声/日本語字幕付きです。
 

■参加者アンケートから■

○映画「サバイビング・プログレス ー進歩の罠ー」の感想

さまざまな思いが錯綜しました。教育者は子ども達に「精進」をうながし、人類の進歩・発展に寄与する人材の育成に努めます。しかしそもそも「進歩、発展」とは何を言うのか。私たちはどこへ行こうとしているのか? 改めて、考えてみたいと思いました。

この映画は思考が止まるくらい激しい映画でした。映像の流れも怒涛のように語られる話も、この地球全てがまるで資本主義で出来ているかのように。

でも映画を観た後、思考が止まり、数日後に「あっ止まったからこそ、違う道もあるのかも」と思い始めました。
昨年、五井財団の授賞式に出席するために来日されていた、リン・ツイストさんの講演会に行きました。
リンさんご自身も資本主義の荒波に飲み込まれた人生を送っていましたが、ある日、お金をまったく必要としない、そもそも、お金という道具を使わない部族と出会ってから、充足の法則が大切と気がつかれたそうです。
長くなりますがリンさんの言葉のメモを書きます。私なりの理解の言葉も入っているために純粋なリンさんのお言葉でない事を先にお詫び致します。

「いかなる時にも、そこに貧乏人、金持ち、病人、被災者、犯罪者、神主、OL、幼稚園児、ピーラー、料理人etc、、、。という状況や職業があるだけで『その人、そのものでなく、その人=状況では無いのに』私たちは、レッテルで人を見てしまう。お金も一番大切な物と勘違いしている。大切なのは、命、自然、時間、、、。
お金は、皆に平等に届けるために生まれた形=愛。本来のお金の力に戻しましょう。
【充足の法則】本当は必要ないものを、もっと手に入れようとすることを手放せば、膨大なエネルギーが解放され、変化を起こすことができる。すでに自分が充足であることに感謝して、持っているもので分かちあうと拡大されます。」

私のメモは以上ですが、本当に自分がすでに持っているものを分かちあう人が増えていけば、自然に交換が生まれ、お金という道具も愛に戻ることができるのかもしれないと改めて思いました。ありがとうございます。

進化の罠、今後私達が生き残っていくには、地球外に脱出するか、遺伝子を組み替えるか、二つの選択肢が映画の中で示されていましたが、他に選べる道は無いのか考えて続けています。

アマゾンの森林伐採の発端は、IMFだった、国際銀行だった、ということに驚いた。

エンディングで流れていた壮大な自然映像が心にせまってきた。

共産圏に住んでいたことがあるという方の言っていたことが自分と一番近いと思った。日々の生活の中で努力できることと我慢できないこと。バランスだと思う。

理科の授業で科学技術と人間の進化という授業を今日やった。とてもリンクしている。科学技術は使い方、使う人のあり方が問われる。

人間はサルの毛が抜けたくらい。進歩していると思いながら、実は退化しているのかもしれないと思った。

環境破壊が戦争につながるのだ、と思った。

これからは人間の道徳が試されていく時代になるのだと思った。

森林が伐採されるのは良くないというけど、森林を伐採しないと生きていけないと言っている人がいた。そういう人たちのことを考えると難しい問題だと思った。

バイオテクノロジーについて関心を持った。どこまで人間が手を出すかということ。

人口の増加を止めるという解決策について、みんな触れないようにしている感じがした。

印象に残ったのは、「進歩」を信じるか信じないか、という言葉。進歩は選択なんだと思った。日々の一つ一つの言動にそれは進歩なのか?と問える。

○[映画+シェアタイム]という【Shake-Handsシネマ&トーク】についての感想

思考が止まってしまったので、自分は言葉をあまり発することはできませんでした。
でも、全員、同じような感じで、見方を変えると、いえ、見方を間違えると、とても難しい地球の大きな問題になってしまうのかもしれませんね。
柔らかな思考が大切だなあ。とも思う時間でした(^^)
やはり、映画の内容によって、自分のシェア発言はかわりますが、他の方々の貴重なお話をうかがえることが楽しいです。

3回連続で参加しています。そして毎回、映画を見終わった後は、頭の中から言葉が消えてしまっています。
しかしそれはそれでいいのだと思います。だからこそシェアタイムが重要であり、そこで少しずつ整理がなされていると感じています。
今回は「一人で考える時間」をいただいたことも有意義でした。時間の確保は難しいかもしれませんが、いつか自分のWS等でも感想を書いてもらう前に、この時間を入れてみようかと思います。

(帰宅後も)長く映画のテーマについて考え、それが生活にも影響を与えるようになりました。
参加者の方の『文明は、人間の「何故?」から進歩して来たが、これからは「何のために?」を考えることが大切ではないか?』という内容の感想を伺い、日々の行動の”目的”を自身に問いかけたり、振り返ったりするようになりました。